ユーカリの育て方

シルバーリーフと落ち着いた香りが魅力のユーカリ。オーストラリアやニュージーランド原産の暑さに強い植物です🐨

枝を花器に飾ったり、ドライにしても楽しめる人気のグリーンです。

今回は市場の植物担当から聞いた育て方のコツをまとめてみました!ぜひ参考にしてみて。

まず確認してほしい4つのこと

置き場所は?



ユーカリは太陽が大好き☀️紫外線がないとうまく成長することができません。基本的には夏も屋外の直射日光で育ててあげましょう。

もし日当たりが良すぎて葉焼けする場合は、午後は少し日陰に移動したり遮光すると良いかもしれません。

また、湿気が苦手なので風通しの良い場所に置くのもポイント🌬️

どうしても室内で育てたい場合は、窓ガラス越しではなく、窓を開けて直射日光を当ててあげると元気に育つのでやってみて。また、風通しが悪いと過湿になり生育が悪くなるので、こまめに換気して風通しを良くしてあげましょう。

水やりのコツ

水やりをする際に気をつける点は、原産地に環境に近づけてあげること。オーストラリアは気温が高く乾燥地帯。常に土が湿っている状態は苦手です。やや乾燥ぎみに管理するのがポイント💡

手で土の表面を触って乾いていたら、鉢の底から水が溢れるくらいたっぷりと与えて。受け皿に水が溜まったままだと根腐れの原因に。こまめに水を排水しましょう。

水やりのタイミング

常に湿っている状態は苦手ですが、水は大好き。土の表面が乾いたら早めに水をあげましょう。

夏は水切れしないよう朝か夕方に毎日与えて。日中に水やりをすると土の中の温度が上がって蒸れてしまうので、なるべく涼しい時間帯にあげるようにしてみて。

梅雨の時期と冬は土が乾いてから3日後に水やりする程度でOK。水やりはやや控えめに。

肥料

植え替えの時に緩効性肥料を土に混ぜ込むだけで十分です。肥料を与えていない場合は生育期の春と秋に1回ずつ固形肥料か希釈した液体肥料を与えてみて。

ユーカリの原産地は乾燥した痩せ地のため、肥料を与えすぎると根痛みの原因に。冬に肥料を与えるのは控えて。

植え替えのポイント

ユーカリは成長が早いので根詰まりしたり水切れを起こすと株が弱って枯れてしまう可能性も。
水が染み込みづらい、根が鉢からとび出ている症状があれば早めに一回り大きな鉢に植え替えることをおすすめしています(到着してから2週間ほど経って環境に慣れてから)。

時期は真夏と真冬を避けた4月〜6月もしくは10月〜11月あたりがおすすめ。植え替える際は根を切らないように注意して植えつけてあげて。

寒冷地以外では地植えにすることもできます。生長が早いので植える場所に注意しましょう。耐寒温度は次の冬のお手入れをチェックしてみて。

冬のお手入れ

冬は寒冷地の場合、鉢植えの状態で室内に移動すると安心です。ユーカリは品種が非常に多く耐寒性もさまざま。育てる環境によって、寒さに強い品種かどうかをチェックしておきましょう。

〈一例〉
・グニユーカリ:‐15℃まで
・ポリアンセモス(ポポラス):‐10℃まで
・ムーンラグーン:‐5℃まで

寒さに当たると葉が紅葉することもあります。枯れていなければ葉の色は春に自然と戻ります。

ユーカリは育つのが早く、お家やベランダのシンボルツリーになってくれます。お世話のコツをつかめばどんどん大きくなってくれるので、ぜひチャレンジしてみて😉

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