そよそよ草花のお手入れ方法

レースフラワー、スカビオサ、デルフィニウム、マトリカリア、アストランティア、ニゲラ、ハーブなど季節を彩る爽やかな草花。

ふんわりとした繊細さが魅力な反面、水をうまく吸えずにしょんぼり水さがりしてしまう事も多いのが悩み。でも正しいケアをすればしゃきっと復活しやすいのもそんな草花たちの特徴なんです。

いくつかのポイントを抑えてなるべく長く楽しみましょう!

届いたらすぐ!水揚げ方法

しょんぼり元気がないレースフラワー。本当に元気になるでしょうか...。

水揚げして数時間後、しゃっきり元気になってくれました!詳しい手順をチェックしてみましょう👀

余分な葉を取る

下の方の葉は変色しやすいため、なるべく取り除きましょう。葉が水に浸かった状態だと水が濁りやすくなります。

花が上を向くように巻く

ちょっと元気がないなと思ったら、花がまっすぐになるように紙などできゅっと巻いてみてください。水が届きやすくなります。

茎は斜めにカット

たっぷりの水の中でカットする「水切り」が有効です。茎は斜めにカットしましょう。

即効性なら、「湯揚げ」がおすすめ

草花には湯揚げがとっても有効。茎をカットした後に熱湯に20秒ほどつけてからたっぷりの水に移します。

熱湯に浸けることで茎に入り込んでしまった空気が抜け、水を吸い上げやすくなります。

気を付けるポイント
・湯気から守るために花の部分は必ず紙で巻いて保護しましょう
・お湯に浸かった部分は変色するので水揚げが完了したらカットします

湯揚げの方法を動画で確認する👀

深水でしっかり水揚げ

深めの水(高さのある容器の8割くらいの水が目安)に浸けて2〜4時間ほど待つと水揚げ完了です。深水にすることにより、水圧で水を吸い上げることができます。
蒸れの原因になるので紙が水に濡れないようにご注意ください。

日々のお手入れ方法

・水揚げが終わったら普段の花器の水量は浅水で。こまめに水換えと切り戻しをしてあげましょう。
・スプレー咲きの花の場合、枯れた部分の花は切り取ってあげましょう。他の元気な花に水分が届きます。
・レースフラワーやスカビオサは小さい花がぽろぽろ落ちやすいですが、あらかじめ軽く降って花びらを落としてあげると少し落ち着きます。

ふんわりブーケに欠かせない小花やハーブ。繊細に見えて意外とたくましいので、ぜひお試ししてみてください😉

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