ヒヤシンスを水栽培で育てよう!
春を代表する球根植物、ヒヤシンス。開花すると甘い香りが広がります。球根を入れる容器と水さえあればOKな「水栽培」で手軽に育てることができるのも魅力。お部屋の中で毎日成長の様子を見ることができます。今回はそんなヒヤシンスを水栽培で上手に育てるコツをご紹介。
容器はどんなものがいいの?
水栽培専用の花器は球根に直接お水が当たらないのでおすすめです。
おうちにあるジャムの瓶やグラスなどでも十分代用できます!球根が倒れず安定するものを選んで。
水の量
水の量は根にしっかり浸かるくらいまでが目安。球根はカビやすいため水がなるべく当たらないようにしてあげて(もしまだ根が出ていない場合は、根が出るまでの間だけ球根のお尻の部分まで浅く水を入れてあげて下さい)。
交換は週に1回が目安。水換えする際は根が傷つかないよう優しく扱って下さい。
カビてしまった時は
もし部分的にカビてしまった時はティッシュや綿棒で優しく拭き取ってあげてください。取りきれない時は球根の皮を少し剥いであげても大丈夫。
温度と置き場所
室温が高いとすぐに開花、涼しいとゆっくり開花します。15〜20℃の明るい場所が理想的。あまり高温になってしまうと花が咲かない原因になるので直射日光やエアコンの風が直にあたる場所は避けて。
花が終わったら?
下から順に咲くのでしぼんだ花は摘んであげましょう。花が先の方までしぼんできたら終わりのサイン。もしかしたら奥に2番花のつぼみがあるかもしれないので花茎を優しく切り取って確認してみて。まだしばらく楽しめるかもしれません。
咲き終わった球根はエネルギーを使い果たしてしまうため、基本的に1回きりで処分するのをおすすめします。土に植え替えても問題ないですが、来年咲かない可能性もあります。