アセビ(馬酔木)の花言葉や特徴、名前の由来を解説!
日本の野山で春の訪れを告げる美しい花を咲かせるアセビ(馬酔木)。
不思議な名前と白くてかわいいお花、元気な枝葉が、多くの人々の心を惹きつけています。
今回は、そんなアセビの花言葉と特徴、名前の由来についてご紹介していきます!
アセビのお花を見かけたら、その背景にある花言葉を思い浮かべてみるのも楽しいですよ!
アセビの花言葉は?
アセビの花言葉は「犠牲」「献身」「清純な心」「あなたと二人で旅をしましょう」「危険」です。
さまざまな意味の花言葉は、アセビの白さから来ていたり、ギリシャ神話から来ていたりと由来が異なります。
アセビのお花を実際に見たら、花言葉の由来を体感できるかもしれませんよ!
アセビはどんな花?
1.アセビの特徴は?
アセビは、日本が原産のツツジ科アセビ属に属する植物です。
万葉集にも詠まれるほど、古くから日本人に親しまれてきました。
アセビは房状に白色で小さく壺形をしたお花をつけ、日本の山形県以南で自生しています。
半日陰の場所でもしっかりと花を咲かせるので、庭木や生垣、公園や街路樹として多用されてきました。
また、アセビは良い香りも魅力のひとつです。
2.アセビの開花時期は?
アセビは2月下旬から4月上旬にかけて開花します。
開花期間には、アセビの花々が枝いっぱいに咲き誇り、心を和ませてくれます。
そんなアセビのお花は、春の訪れを感じさせてくれます。
春のお散歩では、アセビの美しい花を探してみるのも楽しいかもしれませんね!
3.アセビの育て方は?
アセビを植え付ける最適な時期は、一年のうちで温度が穏やかな、新芽が出る前の春(3月から4月)または秋(10月から12月上旬)です。
お庭に植える場合は、鉢よりも大きい穴を掘り、底には腐葉土や肥料を混ぜた土を入れましょう。
また、鉢植えのアセビは、2年ごとに鉢を替えるのが理想的です。
この時、根を適度に切り詰めて、少し大きめの鉢に移し替えることが重要。
植え替えの最適期も庭植えと同様に春または秋です。
また、アセビの増やし方は、さし木が一般的です。
6月から7月にかけて、その年に成長しやや硬くなった枝を選び、さし穂として使用します。
アセビの名前の由来は?
アセビ(馬酔木)の名前の由来は、アセビの葉を食べた馬がよったように千鳥足になってしまうことから来ています。
アセビの葉には「アセチボン」という毒素が含まれています。
この成分が馬を、まるで麻酔をかけられたかのような状態にします。
また、このことから、アセビには「危険」の花言葉がついたとも言われています。
アセビの楽しみ方は?
アセビの楽しみ方1.枝物として飾る
もし部屋に緑を取り入れたいけれど、大きな鉢植えでは場所を取りすぎると感じているなら、アセビを「枝物」として飾るのがおすすめです。
「枝物」としてアセビの枝葉を水に挿して生ければ、大きな鉢や土を必要とせず、圧迫感も少ないため、限られたスペースでも楽しむことができます。
また、アセビはとても長持ちする植物で、適切な環境を保てば、なんと、数ヶ月から半年程度もしおれません。
部屋に自然を取り入れたい時は、アセビを枝物として飾ってみてはいかがでしょう!
アセビの楽しみ方2.切り花で楽しむ
アセビのお花が咲いたら、切り花にするのがおすすめ!
アセビの美しさを室内でも楽しむことができちゃいますよ!
また、「献身」や「清純な心」という素敵な花言葉をアセビは持っています。
リビングや寝室など、日常にアセビのお花を飾れば、花言葉も相まって、心温まる空間を演出できます。
アセビのかわいらしいお花と花言葉で、日々の生活に豊かな彩りを加えてみてはいかがでしょう!
アセビの楽しみ方3.お庭に植える
アセビはお庭に植え込んで飾るのもおすすめ!
アセビは、春になるとピンクや白のかわいらしいお花を咲かせてくれます。
お庭にアセビを植えれば、季節の変わり目を生活の中で楽しむことができます。
また、アセビは比較的育てやすいため、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
お庭にアセビを植えて、春の訪れを美しいお花で迎えましょう!
アセビを生活に取り入れよう!
いかがでしたか?
アセビは、春になると美しい花を咲かせ、癒しを与えてくれます。
家の中に生けたり、お庭でアセビを育てたりすれば、毎日の生活に彩りと自然を取り入れることができます。
また、アセビのお花を通して、季節の変わり目を身近に感じることができます。
ぜひ、生活の中にアセビを取り入れて、花言葉と花木の美しさを取り入れてみてくださいね!