やさしく香るライラックのお手入れ方法
春から初夏にかけて咲くライラック。香りや開花にたくさんのエネルギーを使ってしまうため比較的短命ですが、この時期だけの特別な花です。お手入れのコツを知って、なるべく長く楽しみましょう!
水揚げ方法
①余分な葉を取る
葉が多いと花に水分が届かないので、茎の半分より下の葉はしっかり取りましょう🍃
②花が上を向くように巻く
しなやかで俯きやすい特性があるので、花がまっすぐになるように紙などできゅっと巻いてみてください。水が届きやすくなります。
③枝は斜めにカット
枝の断面の面積が多い方が水をたっぷり吸えるので、斜めにカット(角度は写真を参考に💁♀️)。それから断面を半分、または十字に割りましょう。中の白っぽい綿を削り取るとよりgood👍枝は硬いのでハサミの取り扱いには十分にご注意を。
④深水でしっかり水揚げ
深めの水(高さのある容器の8割くらいの水が目安)に浸けて2〜4時間ほど待つと水揚げ完了です。深水にすることにより、水圧で水を吸い上げることができます。
蒸れの原因になるので紙が水に濡れないようにご注意ください。
日々のお手入れ方法
普段の水の量は?
水が大好きなので深めの水量がよいです🙆♀️(花器の5〜8割ほどが目安)
飾るのにおすすめの場所
直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。なるべく涼しい場所に飾ると長く楽しめます。
水換えの頻度はどれくらい?
枝物は水がやや濁りやすいので1〜3日に一度水換えと切り戻しをしてあげましょう。枝を斜めにカットして縦に割るのを忘れずに!切花専用の栄養剤を使うと水が濁りづらく、開花を助けてくれる効果があるのでおすすめです。
元気のない時は?
しょんぼり元気のない時は、花がまっすぐになるよう紙で巻いてもう一度水揚げをしてみましょう。
FLOWERでは国産のライラックを主に取り扱っています。輸入に比べて品質が高く、香りも豊かなのが特徴です(香りの強さには個体差があります)。手に入るのは4月〜5月の1ヶ月と短いのでお見逃しなく😉