チューリップのお世話方法を詳しくご紹介!
春を告げる花チューリップ。定番の一重咲きをはじめ、八重咲きや変わり咲きなど様々な品種がある人気者。
チューリップの季節を心待ちにしている方も多いのでは。
切花のチューリップのお世話方法をチェックして旬の時期を思い切り楽しみましょう!
チューリップのお世話方法は?飾るまでの5ステップ
チューリップが届いたらお花屋さんが行う「水揚げ」を家で行うことによって、花にお水が届いて元気になります。
チューリップを元気に飾るためのお世話方法を5つのステップでご紹介します。
ステップ1.葉を丁寧に取る
水に浸かる部分の葉を下方向にやさしく引っ張りながら取り除きます。
葉の間に土がついている場合は洗い流してください。
下の方のしんなりしている葉は思い切って間引いて大丈夫。
ステップ2.紙で優しく巻く
茎が曲がりやすい特性を持っているので、花が上を向くようにしっかり紙で巻いてから水揚げするのがおすすめです。
茎の部分はしっかり、花の部分はふんわりと巻くのがポイント。
ステップ3.水の中でカット
たっぷりの水を入れた器の中でチューリップの茎を2〜3cmほどカットする「水切り」が有効です。
水中で茎を切ることによって切り口に空気が入るのを防ぎ、花に水をしっかり届けることができます。
ステップ4.深水につけてしっかり水揚げ
深めの水(高さのある容器の8割くらいの水が目安)に浸けて2〜4時間ほど待ちます。
深水にすることで、水圧でしっかりと水を吸い上げることができます。
ステップ5.花器に飾る
水が上がったら茎の長さを調節し、お好きな花器に活けてみて。
水揚げが終わったら普段の水の量は浅め(2〜3cmほど)がおすすめです。
チューリップを長く楽しむためのポイント
お家に飾ったチューリップはなるべくきれいに楽しみたい!そんなあなたに長く楽しむための日々のお世話方法をご紹介します。
ポイント1.こまめに水を入れ替えて清潔な状態を保つ。
こまめな水換えをすることによって、雑菌の繁殖を抑えます。
水換えの際に茎を少しずつ切り戻してあげると花に水分が届きやすくなります。
ポイント2.切花の栄養剤を使う
切花専用の栄養剤には雑菌の繁殖を抑えてくれたり、きれいに開花するのを手伝ってくれる作用があります。
水換えの頻度を減らしたり、お手入れを楽にしてくれるアイテムなのでぜひ一緒に使ってみて。
ポイント3.涼しい場所に飾る
暖かいと早く開花し、涼しいとゆっくりと開花します。
なるべく涼しい場所に飾ることで長く楽しめます。
ポイント4.元気がなくなってきたらもう一度水揚げを
茎や花ががしんなりしてきた場合、水を吸う力が弱くなってきているのかもしれません。
茎がまっすぐになるように紙で巻いてから茎をカット。すぐにたっぷりの深水に2〜4時間浸ける「深水法」を試してみて。
飾り方のアイデア
茎がしなやかなのでだんだん伸びるとおじぎをしているように見えることも。
チューリップの個性としてご理解ください。
そんなチューリップの特徴を活かして、棚の上など高い場所に飾ってみるのもおすすめ。チューリップと目線が合ってよりかわいく見えます😍
チューリップを飾ってお部屋に春を取り入れてみて
のびのび自由で毎日変化のあるチューリップは飾ってみるととっても楽しい花です。
お部屋を一気に春模様にしてくれるチューリップ。お世話方法を参考にして、ぜひ楽しんでみて。