芍薬のお世話方法は?花が咲かない原因や長く楽しむコツを解説

初夏に美しい大輪の花を咲かせる芍薬(シャクヤク)。
ぎゅっと閉じたつぼみから、華やかな姿への変化が楽しむことができる魅力たっぷりのお花です。

手に入れたからには、ふんわり咲かせたい。
今回はそんな芍薬を上手に咲かせるコツとお世話方法をご紹介します!

芍薬のお世話方法は?きれいに咲かせる3つのポイント

芍薬を咲かせるために少しお世話をしてあげましょう。3つのコツを解説していきます。

①蜜を拭き取る

つぼみに蜜がついたままだと、上手く咲くことができません。濡らした布やキッチンペーパーなどでやさしく拭き取りましょう。
無理にこすると、花弁を傷つけてしまうのでそっとなでるように。ベタベタしなくなってくるまで拭きましょう。

②やさしくマッサーしてあげる

つぼみを指の腹でほぐすようにマッサージ。複数の方向からやさしく押してあげましょう。強く押しすぎないように注意してください。

③萼(ガク)を少しむいてあげる

つぼみがきゅっと固い場合は、外側の茶色っぽい萼とつぼみ付近の葉を2〜3枚取り除いてあげると開花のお手伝いができます。

【産直】佐井さんの完熟芍薬 販売中! 今年もこの季節がやってきた! 出荷期間はたったの2週間。ぷりっぷりの完熟芍薬を秋田県から直接お届け😍 「完熟芍薬」と呼ばれるのは、柏農興の佐井さんが手塩にかけて育てた芍薬たち。 養分をしっかり吸い込んだ大きなつぼみは、思わず「美味しそう... 」と言葉が出てしまうほど。そしてつぼみが咲いた姿は見事。昨年FLOWERで販売した際は即完売。大人気の芍薬を、今年は産地直送でお届けします👏 佐井さんの口癖は「咲かない芍薬は芍薬じゃない」。土の上で咲く本来の芍薬の美しさを伝えたいという強い思いから、完全無農薬での栽培にこだわっているそう。長年の経験から、ベストなタイミングを見極めて出荷しています。 今回は、佐井さんがセレクトした品種をおまかせで5本お届け(※写真とは異なる品種をお届けする場合があります。ページ下部に品種例を載せています)。どんな色の組み合わせで届くか、楽しみにしていてくださいね。 芍薬の特性上、花が咲いてから楽しめる時間は短め😢突然バサっと散ってしまうのが少し寂しい。でも、そんな儚ささえも愛おしいと思える特別な魅力が芍薬にはあります。 別名「咲き切る芍薬」をお楽しみください! 👩‍🌾産地直送芍薬のお手入れ方法 ・摘みたてのフレッシュなお花をその日のうちに発送しているため、仮死状態でお届けします。 ・保水はついていません。届いたらすぐに深めの水で、必ず水揚げをしてください。 ・茎先を1センチほどカットし、紙で包んで2〜3時間水につけてあげましょう。水圧で水が上がります。お花屋さんになった気分でお手入れしてみてください。 ・硬いつぼみは、ほぐすように揉むことで開花しやすくなります。 ・つぼみに付いている花の蜜は、水で洗ってあげると開花しやすくなります。 ・葉っぱはできるだけ間引いてあげると、お花に水が届きやすくなります。 ※ゆうパックでの配送となります ※栄養剤は付属しません ※クール便でお届けします 💡芍薬の注意事項 芍薬はつぼみの状態で出荷しますが、お届けまでに咲いてしまうこともあります。 つぼみのまま咲かないこともある芍薬。咲くか咲かないか、そんな時間も含めて楽しんでみてください。上手に開花させるために、少しだけお世話をしてあげましょう。 ※芍薬の特性上、つぼみのまま咲かない場合や咲いた状態でお届けした場合も、返金対象にはなりません。ご了承ください。

芍薬の水揚げ方法

切り花の芍薬は水揚げをしっかりと行うことが大切です。4つのポイントをご紹介します。

①葉は思い切って取り除く

茎より下の葉も取り除いてあげましょう。お花に水分が届きやすくなります。また、バクテリアが増える原因になるので、葉が水に浸からないようにしましょう。

②紙で巻くのがおすすめ

芍薬の花は重さがあるので茎が曲がりやすくなってます。まっすぐになるように新聞紙などの紙でしっかり巻いてあげましょう。花の先まで水が届きやすくなります。

③水の中で茎をカットする

たっぷりの水を入れた器の中で茎を1〜3cmほどカットする「水切り」が有効。水中で茎を切ることによって切り口に空気が入るのを防ぎ、花が水を吸い上げやすくなります。

切り口の断面が潰れないよう、切れ味の良いハサミを使いましょう。水を吸いやすくするために斜めにカットするのがポイントです。

④深水でしっかり水揚げ

深めの水(高さのある容器の8割くらいの水が目安)に浸けて2〜4時間ほど待つと水揚げ完了です。深水にすることにより、水圧でしっかりと水を吸い上げることができます。

固いつぼみは開花まで1週間以上かかることも。つぼみがふっくらしてきたら咲く可能性が高いです!お手入れして待ってみましょう。

【産直】日光園藝の黒蝶ダリア 販売中! ダリアの中でもファンの多い「黒蝶」が、ついに産地直送に登場❣️5本お届けします。 華やかさに心奪われる人も多い一方で、とても繊細な花でもあるダリア。ぜひフレッシュな状態で楽しんで! 栃木県日光市にある日光園藝。男体山をはじめとする日光連山の麓で、季節の花や野菜を育てています。豊かな土壌ときれいな水に恵まれた環境。ここで育つ花の特徴は「みずみずしさ」。8月はひまわり、9月はケイトウやダリアなど、季節に合わせて花を育てています。今の時期のダリアはハウスで大切に育てているそう。 今回お届けするダリアの魅力は「日持ちのよさ!」と笑顔で語る生産者の飯島太陽さん。それは収穫後、まだ開きすぎない状態で出荷しているから。「良くも悪くも、生産者としてのエゴはほぼなくて。僕たちの花を楽しんでくれる方々に喜んでいただける花作りをモットーにしています。」スタッフのみなさんと一丸になって花を育てている姿が印象的でした。 もともとは園芸品種のダリアで、切花として流通し始めたのは最近のことだそう。ほかの切花と比べると短命と思われがちですが、きちんとお手入れすれば長く楽しめます。ぜひ下記のお手入れ方法をチェックして。 👩‍🌾産地直送ダリアについて ・摘みたてのフレッシュなダリアをその日のうちに発送しています。 ・茎先を保水ゼリーに入れてお届けします。 ・届いたらすぐに深めの水で、必ず水揚げをしてください。茎先をまっすぐ1cmほどカットしたあと、そのまま2〜3時間水につけてあげましょう。お花屋さんになった気分でお手入れしてみてください。 ・水揚げが終わったあとは、浅水で活けるのがおすすめ。茎が溶けやすく、水が濁りやすいので、お水は毎日変えましょう。 💡ダリアのお手入れ方法 ・花に水が届くよう、葉っぱは全て取り除くのがおすすめ。 ・茎先は水平にカットします。 ・水の深さは1~2cmほどの浅水で。 ・別切花蒸散予防スプレー「フラワーベール(※別売り)」を吹きかけると花びらの乾燥を防げるのでおすすめ。 ※ゆうパックでの配送となります ※産地直送の商品は到着タイミングが通常と異なる場合がございます。 ※栄養剤は入っていません

日々のお世話方法

お家にお迎えした芍薬を長く楽しむために、花瓶の水の量や飾る場所を紹介します。ぜひ参考にしてみて。

花瓶に入れる水の量は深めに

芍薬はぐんぐん水を吸うので、水揚げが終わってからも水の量はやや深めがベスト。花器の半分くらいを目安にしてみてください。
切花専用の栄養剤に含まれる糖は開花の手助けをしてくれるので、一緒に使用することをおすすめします。

飾るのにおすすめの場所は?

直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。なるべく涼しい場所に飾ると長く楽しめます。

元気がない時は紙に巻いてみよう

しょんぼり元気のない時は、茎がまっすぐになるよう紙で巻いてもう一度水揚げしてみましょう。茎先を1〜3cmほど斜めにカットしてから、たっぷりの水に2〜4時間ほど浸けて様子を見ます。少しまっすぐになるかもしれません。

どれくらいの期間飾ることができる?

環境によって花持ちは変わりますが、芍薬の花を楽しめる期間は開花から2〜3日が目安。
終わりが近づくと花びらがばさっと一気に散る特性があります。

芳香のあるお花は、香りや開花にエネルギーを使うので比較的短命ですが、この時期だけの特別なお花なのでぜひ最後までお楽しみください!

これからさまざまな品種が出てくるので、その時の出会いをお楽しみに☺️

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